安来市加納美術館に行ってきた。
遠かった。
朝6時45分に家をでた。
7月16日~9月4日まで
浜田桂子原画展が開催されているためだ。
浜田さんの作品には、
あったかい人間の営みが、
やさしいタッチで描かれている。
絵本「へいわってどんなこと?」の最後に
「へいわって、ぼくがうまれてよかったっていうこと。
きみがうまれてよかったっていうこと。
そしてね、きみとぼくはともだちになれるってこと。」
これを読んだ時、
私たちがやってる性のお話って
平和活動だなと確信した。
これからは平和活動家と名乗ろうか。
あなたのいのちは100点満点。
うまれてきてくれてありがとう。
(よく話すワード)
なんだか、通じるものがあった。
浜田さんは、他にも
「あやちゃんのうまれたひ」
「ぼくがあかちゃんだったとき」
「ちいさな島のおおきな祭り」
等もかいておられる。
今日買った絵本は3冊
「だれのこどももころさせない」西郷南海子作
「へいわってどんなこと?」
「花ばぁば」クォン・ユンドク
クォンさん(韓国)の作品は、
予期せぬもので、かなり衝撃的だった。
従軍慰安婦問題を取り扱った絵本だったので。
軍人たちの性的欲求を満たすため。
辱めを与えて敵の士気を下げること。
女性の体をぼろぼろにして、敵対する民族を抹殺するため。
そのために、戦争中や紛争中に性暴力が起きました。
ー読者のみなさんへより引用ー
あまり報道されないけど
今ウクライナでも性暴力は起きている。
過去のものではなく、現在進行形なんだと思う。
内容は、元従軍慰安婦の花ばぁばの
壮絶な記録で、
ぐさぐさこころにくる反面、
なぜか絵に癒される。
すごい本だと思う。
ムスメは、
本よりもランチに何を食べるか。
そのことが気になっていたらしく、
本の内容はいまいちだと思う。
これから、ゆっくり話していこうとおもう。
平和は無料で、当たり前に享受されるものではなくて
自分たちで勝ち取っていくものなんだと、
改めて思う。
本当に行ってよかった。
これらの本に出合えてよかったと
こころから思った。
感謝。
夕飯
塩鳥
昨日のお汁
ナスと油揚げの煮たの
肉じゃが
*平和を願い続けた画家の美術館
社会の教科書に掲載されている写真らしい。
この、美術館のコンセプトは平和。
食事処もあるので次回はそこで
ムスメのお腹を満たそうとおもう。
また、行こうと思う。
足立美術館を左に見ながら、
ずーっと走ったらあった。
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