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執筆者の写真まきたひさこ

希望の涙であってほしい。

今日はイオンのお仕事だった。

また一人お母さんが泣いてしまった。


いいですか。

と2人の女の子を連れての相談。


核家族。

2人ともフルタイム。

両家の支援はある。

こんな背景で、はじめは早寝早起きが・・・

とのことだった。


でも、よくよく話を聞いていくと

仕事が多く時間内に終わらず、

パートナーが娘たちにご飯を食べさせていることや

実家の両親が夕飯を作り置いてくれること。

夜が遅くなって朝も遅くてバナナしかたべれないこと。

等々、


どれをとっても、

彼女は自分を責めていた。


そして、彼女の言葉に何回も

私って要領が悪いんです。

というフレーズが散らばっていた。


これが彼女にとっての

一番の問題だと思った。


遊んでるんじゃないよ、

仕事なんだけ早く帰った方が子供のことするのは

当たり前。


実家だろうが義理だろうが、

手伝ってくれるところがあれば

どんどん頼めばいい。

ありがとうといっておけばいいんじゃない。

そん時の感謝は、後から返せばいいし

そもそも親は見返りなんて要求しない。

(そうであってほしい)


バナナだけでも

食べれたらいいんじゃない。


あなたはよく頑張ってるし、

要領なんて全然悪くない。

これからは自分を貶めるような

言葉はやめたほうがいいで。

もっと、頑張ってる自分を

ほめていいで。


そんな感じで、

話してたら彼女の瞳から

ポロっ、ポロっと涙が落ちていた。


みんな本当によく頑張ってる。

親として母として。

120パーセントぐらい頑張ってるのに、

そのスーパー頑張ってる自分を肯定できない。

なんでだろうか。


知ってほしい。

それはあなたのせいじゃないことを。

ただ、そう思った。


彼女のように、

追い詰められてる女性は

少なくない。


女性たちの生きずらさ。

これは結婚してもしてなくても。

子どもを産んでも産まなくても。


部屋を出ていかれるときには、

彼女の顔に笑顔が戻った。

それが救いかな。


私にできることは本当に

小さい。

でも、ほそぼそと。

地道にやっていこうと思った。


夕飯

おばあさんのマーボー



*でんでんむし


でんでんむーしむし・・

歌っちゃいそう。

葉っぱの後ろにちょこんと

くっついている。

なんとも愛らしい。

硬い殻があるかないかで

印象が全然違うんだな。

殻は大切。



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